2016/11/10(木)19:30〜

豪華登壇者と学ぶ!動画マーケティング勉強会

リクルートホールディングスの『Media Technology Lab.』が提供している、スケジュール調整ツールの『調整さん』。2006年のスタートからこれまで10年間にわたり、月間約15万件の予定やイベントをオンライン上で調整してきています。その『調整さん』が、Facebook上で運営している勉強会コミュニティ『SNSマーケティング部』では、「企業のマーケティング担当者にとって有益なトピック」をテーマに、月に1度勉強会を開催しています。

 

今回のイベントも、『調整さん』自らがリアルでオープンな企画を提供していきたいという思いから開催されることとなったイベントのひとつ。ただ話を聞くだけの場ではなく、来場者同士や登壇者とつながるコミュニティ形成を目指しています。

4回目の開催となる『動画マーケティング勉強会』では、様々な動画の配信を行っているメディアや制作現場に携わられてきた4人をお招きし、動画マーケティングを利用したプロモーション戦略から今後の展望までといった幅広いテーマでご講演いただきました。

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▼ご登壇者

満留 幸治氏(株式会社LOCUSセールス&クリエイティブ局 チーフコンサルタント)
松岡 洋平氏(スマートニュース株式会社 マーケティングディレクター)
武藤 崇雄氏(C Channel株式会社 ビジネスマネージャー)
磯野 周司氏(日本写真印刷コミュニケーションズ(株) 営業一部開発営業グループOneDougaプロジェクトマネージャー)

最初にご登壇いただいた満留 幸治氏からは、「これから始める方へ押さえて頂きたいポイント」をテーマにお話しいただきました。

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動画と言えばTVCMや広告というイメージが強いですが、最近は商品紹介や会社紹介などの活用も増えてきています。また、ここ数年はスマートフォンの普及により、動画を撮影したり、視聴する機会がより一般的になってきました。企業が動画を活用することのメリットは3つあります。

1.情報伝達力を均質化でき、文字や写真ではわかりにくいニュアンスも伝えられる
2.情報量が多い
3.記憶に残りやすい

視聴者別のメリットをもう少し見てみると、BtoCでは静止画よりも訴求力が高く商品やサービスの購入意向を高めることができます。BtoBでは、複雑なシステムや商品の価値を分かりやすく伝えることが可能です。

なお動画マーケティングを始める時(動画制作/活用を考える時)に注意すべき点は、目的や視聴者の心理によって、動画の内容(「企画」、「表現」、「構成」の3つの要素)や、配信先を使い分けること。よくありがちな失敗として、「ネットで流行っている」といった理由で、まず「表現」ありきで考えてしまうケースが多いですが、大切なのは、「誰に」対して、「何のために」見せる動画なのかを考えて、表現方法を選ぶことが大事。とお話し頂きました。

次にご登壇いただいたのは、スマートニュース株式会社 マーケティングディレクター松岡 洋平氏。

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ニュースアプリ『SmartNews』で取り扱っている動画は、広告とコンテンツに分けられます。広告の特徴としては、現在のところテレビCMをそのまま流用していることがほとんどで、オリジナルで動画を作るケースは多くありません。その中で、視聴完了率などのKPIが良い動画は、視聴を開始してすぐに広告の内容がわかるといった特徴があります。冒頭できれいな映像が流れているだけで何の広告かわからない動画や、場面展開が少ないものはすぐに見られなくなってしまいます。

また、ニュースアプリのユーザーは、目的がなく探索している状態が大半を占めます。何か面白いものがないかと期待している人にとっては、数秒も待つこともできませんので、動画の冒頭で興味を持ってもらい、最後まで見てもらう工夫が必要になってきます。

さらに、スマートフォンで見るユーザーが多いため、テレビとは異なり被写体は引き気味よりも寄った画のほうが近くにいるような気になれるということもあり、特に縦動画などでは良い効果が出ます。また、イメージ映像だけではなく、後半に商品やサービスの具体的説明があるほうが最後まで見てもらえる傾向があります。

逆に、引きの絵で字幕がないものや、(スマートフォンでは音を出さないことが多いので)音楽を冒頭のフックに作られているものは効果が出にくい印象です。

もし目的が動画で話題を起こすということなら1カ月や1週間といった単位ではなく1日で100万再生されるぐらいのリーチボリュームが必要なことと、広告なのに拡散されるような、素材自体が持つパワーがあること。また、面白いかどうかわからないのに視聴時間が最初から取られることを嫌う人もいるため、動画のダイジェスト記事を作り拡散する手法も時には有効です。

特に縦動画などはクリエイティブ事例が少ないため、SmartNews、Creative HUBという制作サポートユニットがコンセプト段階から企画に参加し、宇多田ヒカルやももいろクローバーZ、BIGBANGなどのアーティストとコラボした事例では、1日で150万再生以上と、通常の数倍の視聴完了率に加え、広告見たさでSmartNewsアプリをダウンロードする人も1万人以上に上るなど、取り組み自体が話題になった、とお話しいただきました。

続いてご登壇いただいたのは、C Channel株式会社 ビジネスマネージャー武藤 崇雄氏。

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女性の知りたい情報を、1分間の動画にまとめて紹介するサービスの『C Channel』。映画の登場が映像を見に行く時代を作り、テレビが映像を受け取る時代を作りました。『C Channel』ではコミュニケーションする時代を作り出したいということから、頭に「Communication」の「C」と付けています。

今でこそ月間2億5000万回再生を超える『C Channel』ですが、そこにたどり付くまでにはいくつかの山場がありました。まず、2016年の初頭にSNSなどで直接コンテンツを見せる分散型へ転換、さらにHow To動画コンテンツを投入したところ、再生回数が向上しました。さらに、6月には海外展開を強化。現在ではアジアを中心に、韓国・中国・台湾・タイ・インドネシアなどの国と提携し、配信を開始しています。

『C Channel』のメディアとしての特徴は6つあります。

1.需要が拡大してきている縦型動画
2.日本最大のエンゲージメント数
3.情報発信力のあるクリッパー(読者モデルのような存在)による情報発信
4.女性が求める様々なジャンルをHow To動画で紹介
5.WEBやアプリだけではなく各SNSからも情報を発信し幅広くリーチする分散型メディア
6.SNSで拡散される動画を制作する動画制作ノウハウ

『C Channel』では、通常の動画よりもHowTo動画は再生数で約5倍、エンゲージメントで約10倍の効果があります。ユーザーの女子力アップやトレンド情報収集というニーズから、HowTo動画が受け入れられています。

今は、ユーザーが情報に接する量が増え、処理スピードも上がってきています。興味がないものは見ないので、ユーザーの興味関心はどこにあるか、ユーザーのためになるのはどんなことか、を考えて動画を制作し、それが結果として数字に表れています。とお話し頂きました。

最後の登壇者は、日本写真印刷コミュニケーションズ(株) 営業一部開発営業グループ OneDougaプロジェクトマネージャー磯野 周司氏。同氏からは、「10分で分かる初めてのパーソナライズド動画」をテーマにお話し頂きました。

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ひとりひとりのために専用に作り込まれた動画の「パーソナライズド動画」。
一般的にはウェディング動画などが思い浮かぶかもしれません。

日本写真印刷コミュニケーションズが提供するOneDougaは、視聴者の属性に合わせたパーソナライズド動画を自動作成できるサービスですが、動画マーケティングのツールとしてだけではなく、営業支援のソリューションとしても展開しています。

OneDougaでは、視聴者が動画を見たかどうかに加え、再生日時や視聴維持率などかなり細かい情報を個人単位で確認できるため、視聴情報を基にPDCAを回したり、動画を見てくれた方から順に営業アプローチをかけて成約率を高める、といったことができます。

また、パーソナライズド動画は、従来までのダイレクトメールなどよりもストーリーを伝える力が強く、個人ごとに可変できるデータの種類も多いのが特長です。BtoBでも動画を活用する時代がこれからくるはず。とお話しいただきました。

4名のゲストにご登壇いただいたあとは、モデレーターとしてMTLアクセラレーショングループ ジェネラルマネジャーの古川 央士が加わり、会場からの質疑応答を交え、「動画マーケティングとの向き合い方」をテーマにトークセッションが行われました。

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動画広告を出稿するときは、目的によってその動画の効果測定の指標が変わってきます。解決したい課題を明確にすることで、設定すべき目的とKPIを明確にすることができる。という。基本ではあるけれど、必ず押さえておきたい事として意見がまとまりました。

今後もMTL 調整さんでは、様々な角度から学びを得ることができるイベントを企画、また、MTL Webでもその様子をレポートいたします。

どなたでも興味を持つイベントが必ずあるはず。Peatixもぜひフォローを。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。

株式会社リクルートホールディングス「新規事業開発室」が提供するすごい勉強会は、11月10日(木)に動画マーケティング勉強会を実施いたします。

【イベント概要】

動画マーケティングに精通する豪華登壇者様によるパネルディスカッションです!
今回の勉強会では、動画マーケティングを利用したプロモーション戦略から今後の展望まで幅広くお話しして頂きます。今後、動画マーケティングを利用して何かしたいと考えている方には、最高の機会となっております!

【モデレーター】

株式会社リクルートホールディングス メディアテクノロジーラボ

ジェネラルマネージャー 古川 央士

2011年新卒入社。大学時代に、IT企業での勤務やネットベンチャーの立ち上げを経験し、インターネットのモノ作りと経営のおもしろさを知る。リクルート入社後は「SUUMO」のWeb制作チームで内製クリエイティブチームやUXチームを立ち上げ、入社5年目からは新規事業を担当するMedia Technology Lab.に異動。現在は、10を超える新規事業のプロダクトオーナーらとともに、事業の開発、育成に取り組んでいる。

【パネラー】

スマートニュース株式会社 マーケティングディレクター 松岡 洋平様

京都大学卒(心理学)。アーサー・D・リトルでコンサルタントを務め、その後ライフネット生命の立ち上げに参画、マーケティング部長。ディッキーズ日本法人立ち上げに副社長として参画、2014年にスマートニュースにジョイン、タモリを起用したTVCMPRなどを担当。宇多田ヒカル、ももクロなどのキャンペーンで知られる動画広告制作サポートユニット「SmartNews Creative HUB」立ち上げ。

C Channel株式会社 ビジネスマネージャー 武藤 崇雄様

大学卒業後、出版系メディアを経て 2008年 NHN Japan入社(現LINE)、メディア事業立ち上げに従事。 その後、istyleでのメディアセールス、 外資通信キャリアの日本市場進出に伴う 「Business Development & Marketing」を担当し、 2016年 C Channel入社

株式会社LOCUS
セールス&クリエイティブ局 チーフコンサルタント 満留 幸治様

大学時代から映画制作やNHK-BS向け番組制作に携わる他、
アニメーション作家の内山勇士氏(「紙兎ロペ」「野良スコ」監督)と、
クリエイター向けワークショップやアワードを企画運営。
卒業後、サイバーエージェントグループの(株)マイクロアドへ入社し、
商品開発部にて、行動ターゲティング広告プロダクトの機能改善や営業支援に従事。
LOCUS入社後は培った映像とWEBの知見を活かし、BtoC/BtoB問わず、動画活用支援に携わる。

日本写真印刷コミュニケーションズ(株) 営業一部開発営業グループ
OneDougaプロジェクトマネージャー 磯野 周司様

1975年生まれ。大手広告会社、住宅関連の事業会社、外資系Webサービス会社を経て、現職に至る。広告会社でのテレビCM制作に関わったことが動画とのファーストコンタクト。その後住宅展示場の事業開発やポータルサイト事業の立ち上げにおいてプロジェクトマネジメントの経験を積む。日本写真印刷株式会社に入社後、新規事業として検討中だったパーソナライズド動画に出会い、2015年2月よりパーソナライズド動画を研究。同年、OneDougaを立ち上げ。動画や映像の仕事のキャリアは10数年。

【セッション内容】

※内容は変更される可能性があります

・動画マーケティングとは?
・最新の動画マーケティングとは
・事例紹介(テクニックや工夫 などを含む)
・トークセッション
〜動画マーケティングとの向き合い方〜

【対象者】

動画マーケティング、動画を活用したプロモーションにご興味のある人なら誰でも!

【当日のタイムスケジュール】

19時00分 参加者受付開始
19時30分 セッション開始
21時10分 質問タイム
21時30分 懇親会
22時30分 終了

【参加費】

一般 1,000円

※お支払い方法は、peatix上での事前決済となります
※領収書はpeatix上で発行が可能です。詳しくはこちら→http://goo.gl/n8UmqR

【当日受付時の注意】

peatixの受付番号と、お名刺をお持ちの方はお名刺をご準備下さい。会場が分かりにくい場所になっております。銀座7丁目の「ヒューリック銀座7丁目ビル(リクルート GINZA7)」の裏側のビル。 数寄屋橋通り沿いの「リクルート アネックス1ビル」の地下1階が会場です。 リクルート GINZA7ビルではありませんのでご注意ください。会場は、ゲスト用無線 LAN・電源が利用可能です。